笑気ガスについて
笑気ガス(低濃度笑気吸入鎮静法)の使用目的は、笑気ガスの使用により、歯科治療中の患者さんのストレスを軽減し、心地良い気分にして少しでも快適な治療を受けていただくことです。笑気ガスとは20~40%の亜酸化窒素と80~60%の酸素を混合したもので、この混合ガスを吸入することにより心地良い気分になり、痛みや外部の刺激を減少させます。空気中の酸素濃度は約20%で、その3倍から4倍の酸素を吸入しながら行いますので安心です。また吸入した亜酸化窒素は治療後に酸素100%の吸入を行うことにより直ちに体外に排出され、副作用の報告もほとんどされておりません。ただし、歯科治療の必要性が理解できない患者さん(2歳以下の幼児など)や、鼻がつまっている患者さんは適応外となります。
歯科治療に対する不安や恐怖心が強い患者さんや嘔吐反射が極めて過敏な患者さんは担当医にご相談ください。
2019年1月7日 (月)
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